教え方のスタンス


今日はいつもよりちょっとだけ早起きして
朝お店に向かいました。

朝練です。



4月。
我が社では先ずマッサージを
習います。
早い子でこのぐらいの時期から
シャンプーを始めるんですが
これがどうにも毎年毎年地獄で…
(地獄の理由は後ほど。)



基本的に僕の教えるスタンスは
自分からはいかない
です。


は?
と思われる方もいるかもしれませんが

社会人としてまた、一(いち)美容師として
自分で考え行動発言出来る子に
なって欲しいと思うからです。

この技術をする為には何を勉強してしたらいいのか…
これが出来るようになりたい!誰に教わろう…
全部一回自分で考えて、実践!
それでもダメなら聞いてみる!
これが理想ですね。

意地悪じゃん!
と御思いの方。
美容業界で生き残るのは
結構厳しいです。
 
なので
「おら!ここをこうしてこうやるんだよっ!」
なんて教えはしません。

どうしてこうなると思う?

どうしてこうなった?

疑問形で投げ掛けてあげると
その子の答えで思考も読み取れるので
教えやすくなります。

そしたら次はこうしてみよう!
そうなると思います。





で朝。


今年の新入社員の齋藤ちゃんに
明日朝シャンプーレッスンお願いいたします。と言われ
ちょっと喜び(頼られると嬉しい)
厳しくもレッスン致しました。



シャンプーレッスンはモデルの髪の毛を
ひたすら洗います。

ひたすら…ひたすら…ひたすら……


……ひたすら


そう油分なんてものは微塵も残りません。

心なしかちょっと薄くなった気がします。


そう、これが地獄の理由。

頭皮にとって油分は悪ですが
必要以上に取ることもまた悪です。

何事も適度に、ですね。



そしてこの表情。

ちょっと不機嫌かよ!


齋藤ちゃん「むしゃさん、ありがとうございました。」

おれ「ええんやで、はやくお客さん入れるといいね」

齋藤ちゃん「家帰ったらちゃんと化粧水頭に塗ってくださいね」

おれ「……。」


1年生諸君。

先輩の頭皮を乗り越えて上達して下さい。
応援してます。



武者小路慶仁
銀座 美容師 スタイリスト
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武者小路慶仁

多分日本一名前の長い美容師です。 松本平太郎美容室銀座Part5 という名前の長い美容室でスタイリストをしています。

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